空を見たら浮かんでいた。

映画・動画の視聴記録を淡々と。

映画「メカニック」

 一流の殺し屋であるメカニック。アーサーもその一人であった。友人でもあり恩人でもあるハリーの殺害依頼をうける。情報を漏らしたためだという。アーサーはハリーを殺害する。ハリーが父を殺害したことを知らない息子のスティーブは仇を取るためにアーサーの助手となるのであった・・・。

 

 ハードボイルドなハードアクション。寡黙で冷徹。用意周到だが、時折覗かせる優しさ。救いのない殺し屋の話だったけれども最後まで目が離せない展開に引っ張られてしまう。

 

 ジェイソン・ステイサムのはまり役。役者がぴたりとハマってるから面白い映画。

 

メカニック (字幕版)

メカニック (字幕版)

 

 

 

メカニック [Blu-ray]

メカニック [Blu-ray]

 

 

映画「サマーウォーズ」

 オズは、自らのアバターを操って過ごす仮想空間。400万のコミュニティからなる巨大な世界を構築している。そんなオズのある世界で暮らす、健二は数学の得意な17歳。素敵な夏希先輩にバイトと言って連れてこられた田舎。先輩と楽しいひと時も期待しながら・・・。

 

 おばあちゃんの誕生日に集まってきた親戚と、オズのトラブルに巻き込まれ、いつの間にか世界を救う。テンポよく巻き込まれる展開。夏になると、やっぱり見たくなる。

 

 夏休みの解放感と非日常と日常。危機と平凡な日常。混ぜ込み具合がよいのだろうなぁ・・・。

 

 

 

 

映画「黒部の太陽」

 予想も付かない大工事。水力発電用の巨大なダム「黒四ダム」を建設するため、工事資材を運ぶためのトンネル工事である。トンネルを掘ることに取りつかれた父。その父を許すことができない岩岡剛は、責任者の北川の熱意に感化されるのであった・・・。

 

 リスクのある事業であったとしても、やるべきか判断する。それが経営である。と、だが、世紀の難工事の前ではその言葉が霞むくらいの壮絶な現場であったことが伺える。確かに映画としては古い作り。CGもないしストーリもざっくりで古い。だが、3時間を超える長編を迫力を持って見せつける。映画から感じる熱量が凄い。

 

黒部の太陽

黒部の太陽

 

 

映画「バイオハザード」

 軍事向けバイオ開発をも密かに担っているアンブレラ社。その研究所で事故が起こった。生物兵器が漏洩し緊急処置が自動的に施された。一方、気を失った女性が武装した集団に身柄を拘束された。封鎖を続けるメインコンピュータをシャットダウンするため、部隊と共に施設に潜入するのであった・・・。

 

 ゲームを原作としたゾンビもの。迫りくるゾンビから如何に逃れるか。彼女の記憶が呼び起されていくにつれて明らかになること謎と、襲い来るゾンビとの闘いとがテンポよく展開する。ミラ・ジョヴォヴィッチの美しさとアクションが際立つ。

 

 典型的なホラー映画は苦手でも、この程度ならば・・・楽しめるかも。

 暑い日の夜、ビールと枝豆で片手にチャレンジ。ドキドキハラハラ時々びっくり。そして、次回作が気になることになる映画。

 

バイオハザード (字幕版)
 

 

映画「ビック」

 かわいい娘にも興味深々、夜は夜で友人と長話。少年は毎日を楽しく過ごしていた。そんなある日、移動遊園地で奇妙な占いゲーム機で願いが叶うカードを手に入れた。大きくなりますように・・・、と願うのであった。その夜は稲光を伴う妙な天気だったが、朝には止んでいた。そして、いつもの眠い朝が来た・・・はずだった。

 

 大人になってしまった少年を若いトムハンクスが演ずる。大人の世界で子供の心をもった大人が活躍する。なんでもかんでもおもちゃにして遊んでしまう、ただの子供。でも、そんな彼に周りはいつの間にか影響される。彼が選んだ答えは・・・。

 

 幼いころ、大人っていいな、と思うもの。そこから覗く、大人の世界。

 ほっと心温まる。

 

 

映画「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」

  ある時はパイロット、ある時は医師。天才的な詐欺師がいた。彼を追うFBI捜査官。一旦は捕まえられる寸前まで行くが逃げられる。何処までも逃げる。どこまでも追う。鬼ごっこが繰り広げられる・・・。

 

 大胆すぎる詐欺の手口と垣間見る寂しさ。若さとアンバランス。それを追うFBI捜査官。お互い執拗に逃げ・追いかける。この作品は、自伝がもとになっていると言う。詐欺師の半生のどこまでが真実なのか・・・。それもまた興味深い。

 

 逮捕されたのちまでを描く。

 

 

映画「レイダース/失われたアーク」

 考古学の教授であるインディアナジョーンズは、遺跡を探検して宝物を探す探索者でもあった。死に至るトラップが到るところに仕掛けてある遺跡に入り込み、無事に財宝を手に入れたと思いきや、仕掛けが反応し危機一髪逃げ出す。しかし、待ち構えていたライバルに財宝は奪い去られるのであった・・・。そして、聖櫃アークを巡る争いにジョーンズは巻き込まれていのである・・・。

 

 シリーズ1作目。考古学冒険もののテンプレで何度見ても面白い。エンターテイメントに徹した映画。ハリソン・フォードの魅力も楽しめる。耳に残る音楽といい、典型的な悪役といい、分かりやすい。さらに、ちょっとしたコメディシーンも加えて盛り沢山。魅せ方やテンポに古臭さは感じるけれども、見始めると目が離せない。

 

 売れる映画を作るぞ!という若いエネルギーを感じちゃったりもする。そういう時代だったのだろうか。

 

  蛇嫌いっていう設定もよく考えたなぁ。