空を見たら浮かんでいた。

映画・動画の視聴記録を淡々と。

映画「砂の器」

 国鉄の蒲田操車場で殺人事件が起こる。警察の懸命な捜査にも拘わらず被疑者の身元すら確認できていない。手掛かりは東北訛りであったということのみであった。足で稼ぐ地道な捜査と偶然で被疑者を紐解いていく。そして、犯人の動機が明らかになる・・・。

 

 松本清張の代表作の一つを映画にしたものである。地道な捜査から犯罪が解き明かされ、犯人を追い詰める。それから明らかにされる犯人の動機形成に至る人生が胸を打つ。映画という仕掛けを活かした終盤は今見ても圧倒的である。

 

  終わってパッケージの写真を見ると映像が反芻される。