みんなで築く明るい長寿社会計画は空疎化してしまった。そこで発案された新しい看護装置Z001。そのモニターに選ばれた寝たきり状態の老人を載せた看護装置Z001が大暴走。搭載された第六世代自己増殖型コンピュータが原因であるとされた。老人の介護をしていた看護学生は老人の無事を確かめるべく、実習先の病院の老人ハッカー達の協力を得るのであった。
1991年の作品。なんだか分からないくらいに、じぃじぃパワーが凄い。テンポもよい。今見ても古さを感じるどころか、高齢化社会とコンピュータ(人工知能)が現実味をさらに帯びている。それをハチャメチャなコメディタッチで楽しませてくれる。江口寿史のキャラクターもいい味を出している。
「厚生省を舐めるなよ!」