空を見たら浮かんでいた。

映画・動画の視聴記録を淡々と。

映画「レインメーカー」

 弁護士の父を持ち、司法試験の勉強の傍ら、オンボロ事務所で働くことに。顧客も一癖も二癖もある人たちばかりである。病院で「客引き」を命ぜられたりと散々な毎日であった。ある見込み客の一人である、家庭内暴力被害者の女性と親しくなる。そして、司法試験に合格した彼はなし崩し的に裁判に巻き込まれていく・・・。

 

 若きマットデーモンが演ずる若き弁護士。法廷では、老練な弁護士にやり込められつつ、頼りない弁護士が少しづつ成長する。原告の母親や父、そしてDVに苦しむ人妻の人間描写もあって飽きないし、法廷闘争映画にありがちな難解さもない。

 

 古さを感じられない映画。