空を見たら浮かんでいた。

映画・動画の視聴記録を淡々と。

映画「ポセイドン」

  大晦日の豪華客船。新年を祝う人々と様々な想いを乗せた航海。しかし、突如の大波にのまれ船は転覆した。乗客は生き延びることができるのか。決死の脱出が始まる・・・。

 

 豪華客船の華やかなシーンが一転、悲鳴と響く悲惨な状況。そこから、転覆した船内を水や火災に追い立てられるように逃げ進む。ハラハラドキドキする映画。

 

 「ポセイドンアドベンチャー」のリメイク。ドキドキ感もちゃんと引き継いでた。オリジナルも見直してみたくなった。

 

ポセイドン (字幕版)

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映画「ブルゴーニュで会いましょう」

 ブルゴーニュのワイン農家を飛び出した息子はワイン評論家として活躍していた。だが、実家のワイナリーは倒産寸前。父に反発しつつ、ワイナリーの再建をすることになった。ワイン作りに初めて挑む。そんな息子の挑戦が始まった・・・。

 

 ワイン畑とワイン。時代に取り残された頑固な職人肌の親父。ブルゴーニュの風景を楽しみつつ、淡々とした描写で綴られる。特にワインに詳しくなくても楽しめる。ワインの飲み方というか、生活の一部とした人たちのワインの飲み方もいい感じだ。

 

 ストーリはシンプルで奇をてらわない。 

 

ブルゴーニュで会いましょう [DVD]

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映画「三ツ星フードトラック始めました」

 フレンチレストランのシェフ、カールはツイッターで炎上。有名ブロガーとやりあったのだ。そして彼は、レストラン辞めて飛び出すことに。しかし、腕のいいシェフであっても炎上しちゃった有名人。なかなか雇われ先が見つからなかった。生活すら危うくなって、元妻を頼り、フードトラックで再起を計るのだが・・・。

 

 見ていても美味しい料理が次々に。不器用なシェフとそれを取り巻く素敵な人々が描かれる。フードトラックに乗るまでがちょっと長くて、そこからテンションが上がる。息子との旅をもっと見たいと感じるくらい。

 

 家族で見ても、元気になれる映画。 

 

 

映画「DRAGONBALL EVOLUTION」

 じいちゃんに鍛えられて、悟空は密かに武術の修練を積んでいた。だが、それを知らないいじめっ子にイジメられる日もあった。しかし、目覚めたピッコロ大魔王により、彼の運命は動き始めるのであった・・・。

 

 怖いもの見たさで見ることに・・・。なんというか、別にアナザーストーリーであることはあってもいいと思う、が、これほど脚本というのが大事なんだなと感じる映画もない。

 

 見るべき映画でもないとは思うが、見て感じることも多い映画かも。

 

ドラゴンボール EVOLUTION [Blu-ray]

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映画「駆込み女と駆出し男」

 江戸時代。男から申し立てがなければ離縁はできない時代でもあった。女から夫婦の縁を切るには、縁切り寺に駆け込むしかなかった。そんな女性たちの聞き取りを行う御用宿に居候を決め込んでた戯作者志望で医者見習いの信次郎。ちょっとばかり調子の良い信次郎は縁切り寺に関わる人々のトラブルに巻き込まれていく。

 

 自由がない時代。職業、信仰も自由もなく、男女の間もそうであった。早口に捲し立てるシーンも多く、大泉洋の調子の良いセリフ回しがぴったりとハマる。おもしろ、おかしく、人情を感じさせる。原作の井上ひさしの味をしっかり出している。

 

 町並みや田舎の風景の映像も丁寧に描かれていて、それだけでも楽しめる。雑な感じでつながるシーンも、そんなに悪くない。雑然とした日常の様な気がするからだ。

 

 江戸時代の離婚は結構多かったみたいだし、隠れキリシタンの駆け込み寺でもあったよう。そんな、お寺の様々な泣き笑いの人生を見せてくれる。確かに井上ひさしの作品だった。

 

駆込み女と駆出し男

駆込み女と駆出し男

 

 

映画「キャプテン」

 野球の名門青葉学院中学から来た転校生。墨谷二中野球部へ入部してきた。あの青葉学院から来た期待のサード。だが、本当は二軍の補欠に過ぎなかった。谷口はその期待に応えるべく密かな特訓を始めるのであった・・・。

 

 映画版で再視聴。自ら努力して引っ張るキャプテンの姿を描く。試合そのものも地味。だが、過酷な練習を時に嫌になりながらもチームとして纏まる姿は思わず応援したくなる。情熱を燃やすことは苦しいが素敵なこと。

 

 漫画を読み返したくなる。それだけ原作が濃い作品。この映画では過酷な練習と不屈の精神で勝てた流れだけれども、本当はそれだけでもない。そのあたりは漫画で是非。

  

  Amazonには映画版が見当たらなかったのでアニメ版。

第1話 伝説のキャプテン

第1話 伝説のキャプテン

 

 

 

 

映画「ガン・ホー」

 アメリカの自動車産業は低迷し町の産業は低迷していた。ハントは、はるばる日本を訪れ日本の自動車メーカを勧誘する。奇跡的に成功し、日本企業が町に進出してきた。だが、日本との文化の違いに戸惑う従業員たち。工場はどうなっていくのだろうか・・・。

 

 アメリカ人は利己的で家庭や自分を大切にする。しかし、日本人は組織を優先し家族を犠牲にする。そんなステロタイプな描き方から話は始まる。その文化のすれ違いだ。だが、コメディで深刻過ぎない描写とストーリだ。

 

 下手くそな日本語と日本への誤解にはちょっと引き気味にはなるけれども、それでもいつの間にか引き込まれる。対立していた者たちが一緒に手を取り合って一つのチームになっていく。会社のためではなく、いつの間にかチームとして成し遂げる。超ど定番だけれども、やっぱり良い。

 

 今、日本では働き方改革なんて言われている。Gung-ho むしゃらに働くってことは、利己的とか献身的とかで単純化されるものではない。目標に向かって手を取り合うことだろう。優しさ、なのかもしれない。

 

 

ガン・ホー [DVD]

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ガン・ホー (字幕版)

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