なんとなく過ごしていた学生が恋人の妊娠をきっかけに一念発起、森林を守る消防士となった。厳しい訓練を通じて、次第に隊に打ち解けっていった。恐ろしい森林火災に立ち向かう彼らを待ち受けるものは・・・。
実話をベースにした映画。消防士の日常を描きつつストーリーは展開する。だが、待ち受ける運命は過酷だ。山火事の恐ろしさを体験できる。前半の消防士の日常はだるい感じで進む。やがて、消防士たちの果敢な戦いに引き込まれていく。
描かれる人間像が浅く、単に変わった人たちに感じてしまう。実際、そうだったのかもしれないが、残念。それでも、ラストで全部肯定化するほどのインパクトがある。
命懸けて最前線で戦う人たちへの感謝。
そういう思いがしてくる映画。