空を見たら浮かんでいた。

映画・動画の視聴記録を淡々と。

映画「ムトゥ 踊るマハラジャ」

大地主の下で働くムトゥは一味違った使用人。ご主人殿を演劇に連れて行ったところ、ご主人様を差し置いて、女優の娘と恋仲に。ところが、ご主人様の周りでは陰謀が動いていたのであった・・・。

 

なんだかよくわからないけど、見てしまうハイテンションインド映画。なんだかんだで、もりもりと盛り込まれた要素。もちろん、踊りも盛りだくさん。踊りと笑いと人情を詰め込んで盛り上がれる映画でした。

 

さすがに古さは隠せないけど、インド映画パワーを感じた作品。

 

 

映画「Mr.ノーバディ」

地味で平凡。馬鹿にされがちな、ただの父親。強盗に押し入れられても抵抗もせず、家族の評判もだだ下がり。その強盗は、娘が大事にしていた猫のブレスレットを盗んでいた。キレて取り戻しに行ったが、ほどほどで帰りについた。しかし、バスに乗り合わせたチンピラに遂にキレてしまう。この父親、実は・・・。

 

冴えないおやじだった父親が、かつては凄腕のなんとやら。その上、その父親も、癖のあるじいさん。キレはじめたら止まらない父親に、ここぞとばかり参戦するじいさんのアクションが展開する。考えずに視聴できる爽快アクション映画。

 

そういえば、ドク。こんなところで燻っていたのか!

 

 

映画「シドニアの騎士」

奇居子(ガウナ)と呼ぶ異生物に地球を破壊された人類は、宇宙船で生き長らえつつ、宇宙をさまよっていた。播種船シドニアもその宇宙船一つである。シドニアのだれも来ない船内の奥深くで谷風長道は育った。彼は育ての親の遺言に従い、シドニアの船上に出ていくのであった・・・。

 

ハードなSFアニメに適度な恋愛要素。設定理解が大変だけど、SF的には理解しやすかった。線の細い絵が逆にハードでスピードのある展開を強調していた。絵が苦手だったので視聴が遠のいていたが後悔。TVから見た方がいいかも。

 

 

 

映画「エイス・グレード」

地味で無口なケイラはYoutubeの配信をする「なりたい自分になりたい」女の子だった。ウザいパパもいるし、すぐにナーバスになる自分も嫌だった。そんな彼女の、中学生、最後の一週間が始まった・・・。

 

不器用な女の子が、ちょっとずつ成長していく等身大のストーリ。様々な葛藤を主人公と一緒に感じられる作品だった。youtubeだったりSNSだったり、また、学校生活だったり。年上の世界をちょっと覗いてみるドキドキ感。

 

もっと、自信もっていいんだよと、主人公に声をかけたくなる映画でした。

 

 

映画「15ミニッツ・ウォー」

フランス植民地ジブチ。スクールバスが武装組織にジャックされる。要求が認められない場合は、子供たちに犯人のテロ集団は危害を加えるという。フランス政府は、特殊部隊を送ることを決めるのであった・・・。

 

ソマリアとの国境にまでスクールバスが移動し、狙撃部隊が犯人を狙う。狙撃部隊による実話ベースの救出劇で次第に緊迫度が増す展開であった。マッチョなバイオレンス系ではない。エンターテイメント入れつつも地味に抑えた演出だった。

 

視聴後、その後の独立運動に向かう時代の背景が気になった作品。

 

 

映画「PAN 〜ネバーランド、夢のはじまり〜」

第二次世界大戦の真っただ中、ロンドンにある孤児院では貧しい食事と厳しい院長のもと子供たちが暮らしていた。その孤児院では、子供たちが密かに消えていくことを、不審に思ったピーターと、その友人は、その秘密にたどり着くのであったが・・・。

ピーターパンの物語の前日譚。ピーターパンに、黒ひげ、フック船長と役者は、そろっている。映像やCGは素敵。ストーリーは、別にピーターパンじゃなくてもいいんじゃないかという展開だ。だが、ピーターパンのお話がどうしても気になってしまって、物語に入り込めなかった。残念。

 

 

映画「フード・ラック!食運」

小さいながらにも人気焼き肉店だった「根岸苑」。そこで育った少年は、家を飛び出し長らく母とも会っていない。今では、彼は「食運」を活かし、フリーのライターで細々と暮らしていたのであったが・・・。

焼き肉をテーマに家族ドラマで味付けした作品。見終わったら、しっかり焼き肉が食べたくなる。展開はベタ。食運とか、結局どこいったんだろうとか、前半の主演陣の演技はどうしたのだろうとか、雑なところは散見される。それを豪華な脇役俳優陣で挽回。

寺門ジモン監督の焼き肉愛を感じられる映画。