映画「マネーピット 」

弁護士ウォルターは、アンナの前の夫であるイケメン指揮者マックスの留守宅で暮らしていた。だが、突然、マックスが戻ってくるという。慌てて、住む家を探す二人。運よく見つけた格安豪邸を購入して住むことにしたのだが、それがトンデモない物件だった・・・。

楽しい新生活のはずが、あり得ないくらい壊れまくる住宅コメディ。トラブル連発の笑いと、若々しい二人のドタバタが微笑ましい展開。初々しいトムハンクスと、キュートなシェリーロングとが頑張っています。ストーリなんてないと言ってもいい単純な素直なドタバタコメディでした。

トムとジェリーが好きなら楽しめる・・感じかも。

マネーピット (吹替版)

映画「劇場版Gのレコンギスタ II」

デルンセンは、ベルリたちを救出へと向かう。キャピタルアーミィは、キャピタルアーミィでG、セルフとラライヤを確保しようとやっきになり、執拗なマスクの追撃を喰らう。戦いの中、ベルリは・・・。

相変わらずの唐突なセリフ回しでありながら、視聴してしまう。複数の思惑も入り乱れ、翻弄されつつ成長するベルリ。この内容をガンダムというエンターテインメントに入れちゃうところが凄い。子供も楽しめつつ、彼らが大人になっても楽しめるという。

「だって恋を知ったんだもの」

なんて、言わせるんだとも。

説明不足で速いテンポは、見る人に優しくない。私は、本作品ってこんなに面白かったか？と感じた。

劇場版『Gのレコンギスタ II』「ベルリ 撃進」 (特装限定版) [Blu-ray]

映画「岳 -ガク- 」

世界の山を登頂した経験を持つ山岳ボランティアの三歩。彼はトラブルにあった登山者を助けてきた。彼がいる山小屋がある地域の県警救助隊に新任の女性、久美が配属された。久美は三歩の助力もあり、成長していくのであったが・・・。

山岳ボランティアの三歩と、成長する久美を描く。二人の主演は頑張っていて楽しめた。小栗旬もいつもの小栗旬というところが評価が分かれるところかも。総じて、主役の二人が、山岳者としたら華奢な感じがしちゃう。状況描画も、もっとリアル側に寄せちゃってよかったんじゃないかなと思う。素人目にも分かる三歩のあり得ない行動が残念だ。

山々の綺麗な画も楽しめ、山岳救助隊の皆様への感謝も湧いてくる作品。

岳 -ガク-

映画「レディ・バード」

片田舎の高校に通う自称「レディ・バード」こと、クリスティン。この町から脱出したいが、母親は地元にとどまって欲しいと願う。クリスティンはもやもやとした気持ちを引きずっていた・・・。

青春のやり場のない気持ち。嫌いでもないが、冷たすぎるのではないかと母親に感じている。周囲の暖かい愛情はあるものの、素直に感じきれない、受け入れられない気持ちを綴った青春映画。

じわっと温まる映画。

レディ・バード (字幕版)

レディ・バード [Blu-ray]

レディ・バード(吹替版)

映画「人生 ここにあり」

イタリアの精神病院。ネッロは元患者たちの協同組合をまとめることになった。彼は、患者たちを社会に連れ出し、お金を稼ぐことを試みる。しかし、個性豊かな患者立ちに振り回される・・・。

コメディタッチで繰り広げられる、元患者たちの奮戦する姿。笑いと切なさ、厳しい現実を取り混ぜて見せる、イタリアの精神病院廃止に伴うストーリーの映画。彼らの姿を見て感動したり辛くなったりするところもある。そして、小さな喜びを素直に感じることが大事だと気が付かせてくれた。

映画に彼らへの愛情を感じられる、心に染みる映画でした。

人生、ここにあり！（字幕版）

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映画「ジョン・ウィック」

凄腕の殺し屋だったジョンは足を洗って平穏な生活を得ていた。しかし、最愛の妻を失った。その妻から届いたメッセージと子犬。妻からの最後の贈り物であった、犬はチンピラに自宅に押し入られたときに殺さる。怒りを抑えられないジョンの報復がはじまる・・・。

キアヌ・リーヴスのキレキレアクションを楽しめる映画。複雑なストーリはない。冷酷に追い詰める殺し屋に戻ったジョンのアクションも、銃アクションや格闘を交えて最後まで飽きさせない。清々しいくらいのアクション振り切り。しかも、お決まりの肉弾戦で仕上げる。

アクション映画がすかっとしたいときぴったり。

続きもそういう時に見たい。

ジョン・ウィック(字幕版)

映画「日本沈没 ２００６」

小笠原諸島の小さな島が海に沈んだ。その異変を調査した田所博士は海底で発生している異常な乱泥流を発見。調査の結果、日本が地殻変動の影響で沈むという結論に至る。引き起こる巨大地震。そして、沈みゆく日本から、日本人を脱出させる計画が密かに始まった・・・。

日本沈没を巡る日本の国の動きと、小野寺と玲子の関係が描かれる。迫力ある映像だし、深海調査船を上手く使った展開は面白かった。だが、役者はがんばっているものの、中途半端なハリウッド味付けストーリで重厚さが欠けちゃったのは残念。脚本頑張って欲しかった。

厳しい評価も多いけれども、まずまず楽しめた。

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