キマリは高校に入っても一歩を踏み出せず、いつの間にか高校二年生になっていた。そんな高校生活、南極に行くんだという変わった子、報瀬に出会った。そして、絶対に行くんだという固い決意に引きづられて、報瀬と南極を目指すことになった・・・。
南極題材って面白なと思って見始めたら、しっかりしたロードムービー。真っ直ぐに悩み、笑い、友達のことを真剣に想う。そんな4人の女子高生の話に仕上がって楽しめた。同じ時期のアニメ「恋は雨上がりのように」が静だとすると、このアニメは動。エネルギーが余って南極まで行ってしまう。
心に残るシーンは多いけれども特に最後の終わり方はよかった。旅の終わりは、終わりでなくて始まり。さっぱりとした余韻が素敵だ。
年令問わず見て欲しい。
で、でも・・・えーー。で終わるおちゃめな展開も。