金沢の港町。中国人のワンさん小さな中国料理店。デパートに努めている貴子は、ワンさんへ営業を重ねる。中華料理の評判を聞きつけたデパートへの出店をお願いするためだ。ワンさんには固辞されるものの、貴子はすっかりワンさん料理に魅せられのお店に通う日々。しかし、ワンさんは台所で倒れ、入院したのであった・・・。
誰もが傷を持っている。それは、ゆっくりと癒し癒されていく。美味しそうな料理も出てきて話は静かに進む。
冗長な感じもするけれども、最後まで楽しめました。人物の背景をもう少し掘り下げるともっと共感できたのかも。