質の悪い奴と組んだおかげで密告された贋作作家。彼の息子は治癒が難しい癌を患って余命がしれていた。息子との時間を求め、早く出所するために再び奴を頼る。だが、奴は、ボストン美術館のモネの絵を彼の書いた贋作とすり替えて持ってくることを要求する。息子のためにも、計画を練り始めるのであった・・・。
トラボルタが贋作作家か、と思いながら見始めた。親子の絆にクライム・サスペンスの味付けをしてじんわり描いた作品。丁寧な話と作りで話に引き込まれていった。ドンパチやクライム・サスペンス要素低めで、トラボルタとその祖父役もよい味だしている。
映画らしい映画。見終わってもじんわり。