巨大SNS会社ザ・サークルに運良く就職できたメイ。自由な雰囲気の有名企業の環境に戸惑いながら仕事を始める。経営者は、オープンでなんでもシェアする社会を目指していた。ある日、新しいモニター機器が開発される。それは超小型センサーを内蔵した監視装置であった。ザ・サークルの新しいサービスは監視装置でどこでもモニターできる事であった。何でもシェアできる世界へ会社は突き進むのであった・・・。
主人公のメイをエマ・ワトソンが演じる。初々しい新入り社員が次第に会社の広告塔となって自信があふれて行くという若さの勢いをよく演じている。ストーリーは強引な印象があるけれど、SNSの持つ不安を際立たせて始終嫌な感じを出せている。
もやもや感を残す映画なのだろう。でも、共感できるはずの人物の影が薄くて残念。