偏屈な近所のおじいさん、ヴィンセント。酒癖も悪いし性格も悪い。猫と暮らす独居老人だった。ある日、運悪く隣に引っ越してきた母子も彼の洗礼を浴びるのであった。子どもの名前はオリバー。ある日、オリバーの母に頼まれ、オリバーの面倒をみることになった。ヴィンセントとオリバーとの不思議な日々が始まった・・・。
孤独で人に馴染めない老人が少年と心を通わせていくストーリー。結末は見えているのだけれど、凸凹コンビが徐々に強い絆と尊敬の念で結ばれていく姿をテンポ良く描いている。
明るく、コミカルな展開も手伝って、最後のシーンはじんわりと来ます。