1961年。人類初の有人宇宙船を成し遂げたユーリー・ガガーリン。宇宙開発で米国に一歩先んじようと開発が進んでいたロケット計画。数千の候補者から選ばれた宇宙船パイロット候補の一人となったガガーリン。彼は、厳しい訓練を経てボストーク1号に乗り込むことになったのであった・・・。
ユーリー・ガガーリンの伝記的映画。どことなく暗い影のある映像が、ソ連時代の抑圧的な雰囲気を感じる。当時の技術で宇宙に挑むことが、途轍もない冒険だった。宇宙船の描写は違和感ない。きっと再現性も高い。ボストーク1号では自動操縦技術が導入され成功したこの映画で初めて知った。技術的な描写満たさにもう一度見たい。
「うちの倅は少佐には程遠い。別人だ。倅じゃない。」と。父親のセリフは印象に残った。