チリの鉱山。大規模な落盤事故が発生した。逃げ惑う鉱員達は、地上へ登る道を絶たれ、地下の奥の避難場所へと逃げ込んだ。だが、そこには僅かな食料があるのみであった・・・。
実際に起ったチリ鉱山落盤事故で救出された33人の物語である。危機的状況で生き抜いた人々が再び地上に戻るまでを描く。奇跡という言葉が適当だ。生きていくと信じて救う努力と、救いが来ると信じて待つ努力。映像も見ごたえあり、誇張も少なめだったのだろうか、淡々としたストーリ。エンディングロールまで入れると、バランスよいドキュメンタリー的映画。
どこまでが事実か、気になるところだが、時間があるとき調べてみようと思う。