変わった図書館に務める新米司書の女の子。空気は読めないが、数字にもっぱら強い彼女は、なかなか仕事に馴染めないでいた。ある時、図書館を訪れた老婦人から見せられた1枚の写真。彼女は、老婦人がそこに行きたいと願っていると早とちりをするのであった・・・。
派手な展開でもなく、じんわりと展開するストーリ。発達障害も若干ある女の子が一生懸命に周囲と関わる姿が描かれる。ローカルな情景も織り交ぜながら話が淡々と進む。その中で、ちょっとだけ前進する。
NHKでありそうな地方ドラマっぽい。割と強引な設定なのだから、ラストの展開はもっと丁寧に持っていっても地域PRとの両立は可能だったのではないか・・・な。