男子高校生、直美の前に現れたのは、未来の自分だった。未来の自分は、将来の恋人があることで死別すると告げる。しかも、直美の生きている世界は仮想空間、シミュレーターの中であるという、事実を伝えるのであった・・・。
仮想世界に作られた世界で繰り広げられ、その中に散りばめられた真実を拾い上げるストーリ。叩き込むように進む映画だ。タイムリープと仮想世界をあわせたような、ありがちな印象から始まる。だが、結末まで目を離すとわからなくなりそうな映画。
絵面やシーンを売りにしたものなのかと思って見始めたけれども、時間x仮想の多重系話を伏線回収してすっきりする映画でした。