後にアメリカを代表するフィギュアスケータになり、後にスキャンダルを引き起こすトーニャは貧困家庭に生まれ暴力的な母の下で育った。小さな頃から猛練習によってリレハンメル五輪に出場にまで至る。だが、夫の友人がライバルを襲い・・・。
なんでそうなるんだという、馬鹿馬鹿しさを禁じ得ない話だ。時折インタビュー形式を交える構成で飽きずに視聴。主演も助演の演技も良い。特に母親の毒々しさが印象に残る。登場人物に共感なんて得られない類の作品をうまくまとめている。
トップアスリートが必ずしも人格者でもないし、そんなことはわかっている。それでもトップレベルで競い合う姿は感動的だ。