シャアの反乱から12年。未だ地球の重力に魂を縛られた人々に地球は満ちていた。腐敗が進む地球連邦は人狩りという民間人を宇宙に送り込む政策をも実施し、そんな地球連邦に対し、反政府組織「マフティー・ナビーユ・エリン」がテロ活動を行っていた。混乱を深める状況の中、ブライト・ノアの息子であるハサウェイは、政府高官が乗り合わせる高級な宇宙便で不思議な女性ギギと出会う。
三部作の第一部。映画館で見て、ストリーミングでも鑑賞。説明は親切丁寧とは決して言えない。だが、スピードと人物描写は丁寧で、暗い絵ずらの戦闘における緊迫感は良かった。シャアと比べるとハサウェイのキャラクターは地味だ。そこをうまく心理描写でカバーしたのではないだろうか。第一部の映画として楽しめた。
「身構えているときには死神は来ないものだ、ハサウェイ」