映画「大統領の料理人」 - 空を見たら浮かんでいた。

オルタンスは田舎の小さなレストランを経営するオルタンス。彼女はフランス大統領のプライベートキッチンを任されることになった。彼女の料理は大統領に食の楽しさを伝えることができるのだろうか。

南極料理人のシーンと、華やかなエリゼ宮のシーンを行ったり来たりしながら、彼女の食へのこだわりが描かれる。説明的なシーンは少ない。一人の人間としてベストを尽くそうとするが、強い思いも弱さも描かれる。愛すべき一介の料理人を描いた作品。

印象に残るシーンが幾つかあって、じんわりきた。