生まれつきの病気が原因で、毎日薬を服用しつつ、足が不自由で車椅子生活をしている女性、クロエ。そんな彼女を愛し世話をする母親と暮らす日々。だが、ある日、母親が持ち帰った薬は母親の名前で処方されていたのだ。不審に思ったクロエは、あることを知るのであった・・・。
異常な母親から逃れようとするクロエ。スリラー映画は怖いのであまり見ないが、緩急あるストーリーの中で目が離せない。娘と母親の演技と演出で、怖さや嫌悪感よりも先が気になる映画。
母親の背中の傷とラストシーンが強烈。
さらに恐ろしいのはモチーフとなった事件そのものだった・・・。