火星移住のため、8000人の乗客を乗せた巨大宇宙船が地球を旅立った。街機能そのものを搭載した宇宙船で生活を営みながら進む人々の船に浮遊物が衝突。燃焼を失うことになった。希望を失った人々は地球環境の再生装置に群がるのであった・・・。
宇宙を漂流しながら、閉鎖空間である巨大宇宙船内で起こる人々は混沌に陥り始める。人々の不安、暴力、宗教。淡々とした描写に退屈さと暗さ感じる。新たな人類の叙事詩の始まりを感じる映画。低予算さを感じるけれども原作の壮大さは感じることができる。
絶望と一縷の希望の物語。