百姓の息子、銀次は収穫した大根を売りにでる。だが、小さな子供が売る大根は、なかなか売れずにいた。そんな銀次を見た薬売りの喜平は、銀次の売り込みに納得がいったら大根を全部買い上げると宣言する。それが喜平との出会いであった。家に戻った銀次には父親の死が待ち受けていた。それから、数年。銀次は近江商人のもとで丁稚奉公をしていたのだが・・・。
下町人情時代劇映画。近江商人の丁稚の銀次の活躍が描かれる。時代考証はどこ行く風、エンタメ王道時代劇です。もちろん、勧善懲悪の安心展開です。主役の上村侑の演技が微妙な気もしますが、エンタメ性高い役者がそろっています。
エンタメ時代劇がお好きな人なら。