今は、女性用下着を売る小さな商社のセールスマンである真次。父親は有名な事業家であったが、父親に嫌気がさして家を出て籍も抜いていた。ある日、父親が倒れたと連絡があった。その帰路の地下鉄の駅通路を抜けたら、そこはオリンピック開催に盛り上がる東京であった・・・。
家族に対しての暴力的な態度に父親と絶縁した。そのわだかまりが、タイムリープを繰り返し融解していくストーリ。浅田次郎原作。映画の尺の影響か、シーンの切り替わりで足早に過ぎていく感じが強かったのが残念。
懐かしい昭和の父親との融和のストーリでした。