イランのアメリカ大使館が襲撃され大使館員が、カナダ大使公邸に辛うじて匿われた。だが、大使館員全員を如何にしてイラン国外に脱出させるのか。CIAによる救出案は架空の映画撮影のロケハンを装うものであった。前代未聞の救出劇が始まった・・・。
実話に基づく救出劇。だいたいこういう映画はドンパチとアクションがつきものだけれども、実話だけにその手の演出は少なく地味に大真面目にどことなく滑稽な映画。
ニセ映画撮影で大使館員を逃がしたとのエピソードの映画があるらしいと聞いてすっかりタイトルを忘れていた。大真面目な作戦だけにハラハラできるし、脱出したときはほっする。
イランに対するアメリカの干渉とか歴史を考えると複雑な気分にはなる・・・。