小さな町工場マジテックの発明家が亡くなった。残された息子娘を助け、企業再生のプロである芝野は大企業を退職しマジテックの再生のために身を投じる。だが、その道は険しいものであった・・・。
「ハゲタカ」に描かれた企業再生家・芝野のその後の活躍を描く。企業買収やM&Aのマネーゲーム的要素は少なめ。下町の町工場の人情・生き様も多く描かれる。銀行とか大きなファンドに対し特許だけでは小さな町工場がマネーゲームでミサイルを打ち合うようなハードな「ハゲタカ」的戦いは無理だろう。人情ドラマにしつつ、最後はサクッと決めてくれる。
企業と人情ドラマとバランスが良く出来ている。
玉木宏に企業家が似合ったのは意外。