加賀藩に仕える女中、春。気が強くて料理上手。一度は嫁いだものの出戻ってきた。そんな春が、その料理の腕を見込まれて、加賀藩の台所方を預かる舟木家の当主から、是非、嫁に来てほしいと懇願されるのであった・・・。
面白おかしい、武家を題材とした料理物語かとと思っていたら、お家騒動も絡んだ夫婦のストーリも描いていた。突っ込みどころは多いけれども、料理でまとめた良い話となっている。結局、加賀の名産や名物までの掘り下げはないし、エンディングの曲は曲がかわいそう。
名優の演技と上戸彩も頑張っている。これは脚本が残念なのか監督が残念なのか・・・。
