空を見たら浮かんでいた。

映画・動画の視聴記録を淡々と。

映画「ジャッジ・ドレッド」

警察と司法の権限を持つジャッジは、荒廃した未来の世界で悪人を裁いていた。中でもドレッドは伝説的なジャッジとして活躍していた。だが、彼は殺人罪に仕立て上げられ、遂には終身刑を言い渡される。ドレッドの運命は、また、彼に隠された秘密は・・・。そして、彼は、正義を執行できるのか。

 

コテコテのコミック・エンタメSF映画。スタローンがドレッドのマッチョな活躍によくはまっている。荒廃した世界。ど派手なコスチューム。ギミック満載の高性能な銃。もう、このあたりのSF映画で設定は揃っていたんだと改めて気がついた。

 

スタローン以外の役者のインパクトがあったら、シリーズものになったんじゃないかと思われる荒廃未来系映画でした。

 

 

映画「ヒトラーのための虐殺会議」

1942年ドイツのヴァンゼー湖畔にある別荘で開かれたナチス・ドイツの主要な高官たちによる会議が開かれた。議題は、ユダヤ人問題の最終的解決である。準備万端に整えられた会議室にて高官たちの会議が始まったのであった・・・。

 

一見すると、普通の会議が淡々と続く。多少の駆け引きがあるが、劇的な何かが発生するものでもない。ただ、「最終解放」というユダヤ人の種の撲滅を議論していること以外は。普通の会議だからこそ感じる異常。人は正しく間違う。

 

ヒトラーのための虐殺会議

ヒトラーのための虐殺会議

  • フィリップ・ホフマイヤー
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映画「FALL/フォール」

ロッククライミング中に愛する夫を失った妻、ベッキー。悲しみのままに、日々無為に過ごしていた。父親も拒絶し、立ち直るきっかけもつかめずにいた。そんなある日、親友のハンターが訪ねてくる。彼女は、テレビ塔を登る計画にベッキーを誘うのであったが・・・。

 

高所恐怖症にはドキドキするシーンが続く。伏線もしっかり回収するし、人間ドラマも。ひたすらテレビ塔の上で展開が進むけれども、飽きずに楽しめた。高い電波塔を見かけると、どんなところなんだろう・・・と気になる人は楽しめる・・・かも。

 

高所シーンは、やっぱり苦手。

 

FALL/フォール

FALL/フォール

  • グレイス・キャロライン・カリー
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映画「シャイロックの子供たち」

銀行のとある支店にて現金が紛失した。お客さま係の西木は、この事件に隠れていたある事実を知ることになる。だが、それは、深い闇の一端でしかなかった・・・。

 

池井戸潤の小説を映画化したものである。銀行を舞台に様々な思惑が渦巻く。同氏作品は他のも映画やドラマとなっているが、比較すると地味だ。しかし、畳みかける群像劇で闇が明らかになっていく展開から目が離せなかった。役者も(地味に)揃っていてしっかりした作品でした。

 

 

映画「エンバー 失われた光の物語 (City of Ember)」

人類が地上で生きることができなくなり、地下に移り住むことになった。指導者たちは、再び人類が地上で生活ができるように情報を入れたボックスを後世に託したのだが・・・。

 

自動的に空いた時にはボックスは忘れらされていた。一方、地下設備は老朽化が進み、人々の生活は脅かされはじめている、という設定をうまく活かして話が進む。ピタゴラスイッチ的な謎の装置のギミックも、微笑ましさを添える。

 

ファミリー向けSF映画

 

 

映画「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」

廃村に向かった雑誌記者は、鬼太郎と猫娘に引き返すように忠告される。それを無視して村に入った記者が見た奇怪な光景。それに隠された過去の事件の話である・・・。

 

鬼太郎誕生までのストーリー。怪奇サスペンスとしてよく練られた展開だ。「八つ墓村」のような閉塞感のある雰囲気と怪奇さで引き込まれる展開だ。妖力を伴うバトルシーンも見どころ。鬼太郎ではなく水木しげるの作品で楽しめるアニメ映画でした。

 

水木しげる生誕100周年記念作品。

 

 

映画「ハンガー・ゲーム0」

生贄に殺し合いをさせるハンガーゲームの一環として、若きスノーは生贄の教育係として任命される。対象となった生贄は、歌うことが得意な女性であった。教育係として優秀さを示せるのか、それとも・・・。

 

ハンガー・ゲーム0の前日譚。スノー大統領の若き日を描く。ハンガーゲームを事前に復習しておけば楽しめたのかもしれない。導入からしばらく人物関係を整理しながらの視聴。ハンガーゲームのシーンや、スノー大統領が闇落ちしていく過程が見どころだ。

 

シリーズの記憶があるうちに見たい映画でした。