空を見たら浮かんでいた。

映画・動画の視聴記録を淡々と。

映画「ローマの休日」新吹き替え版

伝統ある王室の王女アンは、欧州各国を訪問していた。だが、王女は多忙を極め、ストレスを感じていた。ローマを訪問中のある晩、限界まで来た彼女に医者は鎮静剤を投与する。だが、彼女はこっそり寝所を抜け出し、街に繰り出すのであった・・・。

 

テンプレになった王女のこっそり抜け出しからの一時で永遠の恋のお話。金曜ロードショーで新吹き替え版を視聴。白黒映画なのに鮮やかな色合いを感じる名画を新しい味付けで楽しめた。ネットにも撮影エピソードが流れて、中には初めて知ることも。色んな人の思い入れも、楽しく拝見。

 

カットシーンを含む吹き替え版も見たい。ストリーミングでオリジナルも見直してみよう。

 

新吹き替えではないけれども・・・リンク。

 

映画「シドニアの騎士」

奇居子(ガウナ)と呼ぶ異生物に地球を破壊された人類は、宇宙船で生き長らえつつ、宇宙をさまよっていた。播種船シドニアもその宇宙船一つである。シドニアのだれも来ない船内の奥深くで谷風長道は育った。彼は育ての親の遺言に従い、シドニアの船上に出ていくのであった・・・。

 

ハードなSFアニメに適度な恋愛要素。設定理解が大変だけど、SF的には理解しやすかった。線の細い絵が逆にハードでスピードのある展開を強調していた。絵が苦手だったので視聴が遠のいていたが後悔。TVから見た方がいいかも。

 

 

 

映画「劇場編集版 かくしごと ーひめごとはなんですかー」

下ネタ漫画家が娘に秘密にしていた「かくしごと」。それは、父の娘である、姫への隠さぬ愛情の証でもあった。そして、姫は、父の秘密をひとつひとつ知ることになるのであった・・・。

 

クスリと笑える父親のドタバタ。気緩めて楽しんでいると、次第に、秘密が明らかになってきて、じんわりしてくるストーリ。大瀧詠一のエンディングに聞き入るためのお話ではないかと思うくらいぴったり。心温まる映画でした。

 

 

映画「閃光のハサウェイ」

シャアの反乱から12年。未だ地球の重力に魂を縛られた人々に地球は満ちていた。腐敗が進む地球連邦は人狩りという民間人を宇宙に送り込む政策をも実施し、そんな地球連邦に対し、反政府組織「マフティー・ナビーユ・エリン」がテロ活動を行っていた。混乱を深める状況の中、ブライト・ノアの息子であるハサウェイは、政府高官が乗り合わせる高級な宇宙便で不思議な女性ギギと出会う。

 

三部作の第一部。映画館で見て、ストリーミングでも鑑賞。説明は親切丁寧とは決して言えない。だが、スピードと人物描写は丁寧で、暗い絵ずらの戦闘における緊迫感は良かった。シャアと比べるとハサウェイのキャラクターは地味だ。そこをうまく心理描写でカバーしたのではないだろうか。第一部の映画として楽しめた。

 

「身構えているときには死神は来ないものだ、ハサウェイ」

 

 

映画「ソードアートオンライン オーディナル・スケール」

フルダイブ・デバイス「ナーヴギア」。それを使ったゲームで発生したSAO事件から数年が経ち、人々の間では新しいARデバイス・オーグマによるゲーム「オーディナル・スケール」が流行っていた。しかし、そのオーディナル・スケールの世界で奇妙なことが起こり始めていた・・・。

 

ゲームとリアルを織り込んだSAOシリーズならではの展開。最後もオールキャスト勢ぞろいという展開でファンサービスもりもり。キャラクターの見せ場も作らないといけないためだろう、映画的には粗削り。最後のバトルシーンで、集大成化しちゃった感。

 

楽しめたもの勝ち、の映画。

 

 

映画「ぼくらの7日間戦争」

 幼馴染の綾に恋をしている鈴原は、転校したくないという綾を連れ、友人と一緒に廃工場に立てこもる。ところが、そこには不法滞在しているというタイ人の子供がいた。こうして、ぼくらの「戦争」が始まった・・・。

 

テンポよく進む青春ドラマ。いろいろと社会問題的な要素も盛り込みつつ、子供の頃の「何かと戦う」特別な時間を描いている。高校生にしては幼い展開で、中学生なら違和感すくなかったかも・・・。脚本が悪いのか、人間模様が浅い。とは言え、流行りにものりつつ、青春の息苦しさを綺麗に描いた作品。

 

ぼくらの7日間戦争」のモチーフは、今後もいろんな形で映画・ドラマになるといいな・・・。

 

 

映画「HELLO WORLD」

男子高校生、直美の前に現れたのは、未来の自分だった。未来の自分は、将来の恋人があることで死別すると告げる。しかも、直美の生きている世界は仮想空間、シミュレーターの中であるという、事実を伝えるのであった・・・。

 

仮想世界に作られた世界で繰り広げられ、その中に散りばめられた真実を拾い上げるストーリ。叩き込むように進む映画だ。タイムリープと仮想世界をあわせたような、ありがちな印象から始まる。だが、結末まで目を離すとわからなくなりそうな映画。

 

絵面やシーンを売りにしたものなのかと思って見始めたけれども、時間x仮想の多重系話を伏線回収してすっきりする映画でした。

 

HELLO WORLD

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