ベトナム帰りのグリーンベレー隊員が戦友を訪ねてある小さな町を訪問する。しかし、戦友はベトナムでの戦いにより癌となり死んでいた。寂しさを感じながら街を歩くと、保安官は街の平和を乱すものと決めつけ、一方的に連行していくのであった・・・。
戦争でうけた心的外傷後ストレス障害により、保安官らの暴力でベトナムでの事柄がフラッシュバックするランボー。鍛えられた作戦遂行能力で保安官らから逃れる姿は、ベトナム時代に戻ったかのように活き活きとすら映る。
当初見た時には、ランボーの強さしか覚えてなかった。しかし、改めて見返して、ベトナム戦争での病理を端的に描いた作品であって、スタローンの未だに代表作の一つだろう。