ボストンにある企業で営業部長として遮二無二に働いてきた営業部長。リーマンショック後の不景気によってリストラ対象となり会社をクビになった。再就職プログラムによって新しい職を探すことになる。しかし、やり手の営業部長であっても簡単に見つかる通りもないのであった・・・。
明日は我が身のサラリーマンには考えさせられる映画だ。首になっても自分のプライドを捨てらない。悩みながら自分を見つめ直していくストーリだ。主人公の妻が極めて現実的で救いだ。夫の苦悩も理解しつつ、落とし所を探す。家族の支えがあってこそ・・・と。
主人公の身勝手さで感情移入できないところを、ケビン・コスナーが良い役回りと演技で支えてくれる。
不景気の足音が聞こえてくる最近。
見てみてはどうだろう。