どこにでもいるカメラが趣味の高校男子。悪友とふざけ合う毎日。彼には、密かにあこがれる女子がいた。ピアノを引く姿をファインダー越しに見ていた。そんなある日、奇妙な格好をした女の子が現れるのであった・・・。
尾道の町並みで繰り広げる高校生の恋を淡く描かれている。ショパンの「別れの曲」がいつまでも心に残る作品。富田靖子の魅力も色褪せない。内気な男子高校生を尾美としのりが演ずる男子高校生の青春ファンタジーストーリ。
これでもかと、監督のノスタルジーを見せつけられます。
時代が生んだ作品なのかもしれません。
大林宣彦監督のご冥福を祈ります。