昭和初期、空手の修行に励む3人がいた。ある日、憲兵隊から道場の立ち退きを要求される。そこで憲兵隊と立ち会うことになるのだが、師匠の教え通り門弟の一人、義龍は憲兵隊を攻撃せず交わすのみであった。一方、大観は強い相手と戦うことこそが強くなることである、と、戦い抜くのであった。強さとは、黒帯とは・・・。
空手家の本格的な試合アクションは魅せてくれる。一流の空手を分かっているのだろう。しっかり楽しめる撮影。だが、ストーリは、なんだかテンプレをとってつけたような展開で「黒帯」の重みが伝わらないのは残念。
貴重な映像だった・・・という感想を褒め言葉と感じるかが、分かれ目。
空手アクションという分野が確立してほしいなぁ・・・。