映画「ラストレシピ」 - 空を見たら浮かんでいた。

高額の報酬を要求して、最高級の料理を作る料理人。彼は、絶対味覚を持つ男であった。彼が料理への情熱を失いかけていた時、「麒麟の舌」を持つ男の幻のレシピの存在を知る。その彼に、そのレシピの再現の依頼が舞い込むのであった・・・。

現代と太平洋戦争前夜を行き来しつつ話が進む。西島秀俊が演ずる料理人が良い味を出している。次第に明かされる幻のレシピに隠された様々な想いと人の繋がり。時代を超えた思いやりに、美味しそうな料理が花を添えた作品。

多少あっさり目だが、謎解きも楽しめる作品でした。