第二次世界大戦がはじまり、ナチス・ドイツはヨーロッパを蹂躙していた。フランスは窮地に立ち、イギリスへの侵略も時間の問題であった。そんな中、ウィンストン・チャーチルは英国の首相に就任したのであった・・・。
チャーチルの首相就任からダンケルクの戦いまでを描いている。困難な状況の中、議会の反対勢力と戦いながら、和平交渉か徹底抗戦かの選択が迫られる。偏屈で決して愛嬌のある性格でもないチャーチルをゲイリー・オールドマンが好演している。チャーチルが行った過去の政策またその後の作戦がすべて成功したわけではない。だが、この決断と弁舌がヨーロッパ全体の命運を分けた。