空を見たら浮かんでいた。

映画・動画の視聴記録を淡々と。

映画「劇場版Gのレコンギスタ I」

貴重なエネルギー源であるフォトン・バッテリーを運ぶ軌道エレベーターでキャピタルガード候補生のベルリは実習中に戦闘に巻き込まれる。捕獲したモビルスーツG-セルフ」は特別な人間しか起動させることができないという。だが、ベルリはG-セルフを起動させることができたのであった・・・。

 

TV版からの劇場版への編集だからか、展開もはやいし、設定の解説も相変わらずあまりないけれども、酷くわかりにくくもない。しっかりガンダム色。富野由悠季監督らしいというべきか。少年・少女達が戦争に巻き込まれ、悩み、自分たちなりに行動する。その中に「元気パワー」を感じるのが、Gのレコンギスタの印象。

 

続きも楽しみ。

 

 

映画「アメリカン・プリズナー」

犯罪心理学者の女性が、死刑執行間近である死刑囚の調査を依頼される。死刑執行されるべきか、どうかの最終調査である。向き合った死刑囚は、如何にも犯罪者らしい太々しい態度。鉄格子越しに、心理学者は会話を始めるのであったが・・・。

 

死刑囚の過去を振り返る。不幸な境遇で、いくつもの殺人を犯す囚人が浮き上がってくる死刑という重いテーマを描いた作品。明かされる囚人に同情の余地はありつつも、聞き手の女性心理学者の心理変化描写が薄い。おそらく、両論を期待した映画の演出なのであろう。

 

重いテーマだけに考えさせられる映画。中途半端な印象が残念。

 

 

 

 

映画「新解釈・三國志」

蜀・魏・呉の三国が覇権を争っていた三国時代劉備は、民を救うため立ち上がった。彼の同志の張飛関羽と桃園の誓いを桜の下で立て、なんとか軍師に諸葛孔明を迎える。彼らの戦いは始まったばかりだ・・・。

 

よく知った三国志をベースに、ところどころにコントを入れながら進むギャグ映画。想像通り、役者がキャラ立ちしていて、最初は笑えるけれども、コントパートが続くとテンポが・・・。映画って難しい。みんなで笑いながら、勇者ヨシヒコを見る様に楽しむとぴったりかと。

 

役者を見て想像できるお約束のギャグが、ありかなしか。ありの人は楽しめる、オモシロ三国志

 

 

 

映画「ダンケルク」

第二次大戦。イギリス・フランス連合軍はドイツ軍に包囲されたダンケルクからの撤退を強いられる。40万人に及び兵士の撤退作戦。浜辺で船を待つ兵士、援護するパイロット、助けに向かう民間船。それぞれが、困難な状況に対応していた・・・。

 

戦場の一場面に参加し、登場人物と同じように情報もなく、それぞれの視点での戦いを追うことになる映画。彼らの撤退作戦の成功を祈りながら視聴。説明なしで淡々を綴られる。退屈になりがちだが、そんなことは全くなかった。

 

悲惨な戦争を体験させる映画。

 

 

映画「ウィークエンド・チャンピオン ~モンテカルロ1971~」

1971年。映画監督ロマン・ポランスキーは、モナコ・グランプリに参戦するF1ドライバージャッキー・スチュワートに同行する。友人同士の彼らは、モナコで週末を過ごした。そんな、チャンピオンとのひと時の記録・・・。

 

プライベートのざっくばらんな会話から、真剣なレース談義。白熱のレースシーン。モナコ独特の雰囲気も相まって、当時の過酷なレースと美しい街並みとお祭り感。前半はドキュメンタリーでもあって、退屈な記録映画かな・・・と思いつつ、ドライブしながらのコース解説やレースシーン、そして、命を落としたドライバー仲間たち。気が付いてみたらあっという間の時間でした。

 

F1が命知らずの冒険であった時代。あるチャンピオンの週末の出来事。

 

 

映画「7月4日に生まれて」

アメリカの独立記念日7月4日に生を受けたロン。ニューヨークヤンキースが好きな子供時代。母親が、ジョン・F・ケネディが演説をTVで見て、ロンにそんな立派な演説をするような大人になってほしいと、語る時代。激動のアメリカの中でロンは成長していくのであった・・・。

 

ベトナムアメリカが経験した戦争。アメリカの掲げる大義のために戦った、ある愛国者のストーリ。オリヴァーストーン監督が、トム・クルーズ主演で描いた作品だ。トム・クルーズの苦悩が深まっていく帰還兵の演技に引き込まれる。今、見直してみて、アメリカという国は、この記憶を引きずっているんだと。そんな記憶を記録した映画でした。

 

 

映画「シティ・ハンター 新宿プライベート・アイズ」

凄腕のスイーパー冴羽。根城の新宿でパートナーの香と共に様々な依頼を受ける。例によって美女からの依頼に張り切る冴羽は、もっこり三昧なのであったが・・・。

 

いつもの冴羽リョウと香のコンビに美女が出てくる。ファンサービス的ないろんな要素盛り込み。ストーリーは物足りないけど、なんだろう。この安心感。音楽に声優にお約束の展開の懐古的な作品。

 

やっぱりこの音楽をちゃんと使って、この流れ。これやんなきゃシティハンターじゃないでしょ、というポイントはしっかりでした。