空を見たら浮かんでいた。

映画・動画の視聴記録を淡々と。

映画「ムーンフォール」

異端の博士が月が軌道から外れていることを指摘する。しかし、誰も相手にしないが、ついにNASAもその事実を確認して事態は急変する。月は地球に落下するのだ。人類は滅亡危機にどう対処するのか・・・。

 

大災害ムービーかと思いきや、コテコテのSF的な超展開が繰り広げられる。圧巻の月接近に伴う地球上で引き起こされるシーンにマッド博士大活躍。オマージュなのか王道なのか、いろんな要素が詰まっている。

 

エメリッヒ監督が贈る贅沢なB級映画

 

 

映画「DUNE 砂の惑星」

砂の惑星デューン。過酷な環境にあるその星では、貴重なメランジが産出される。人類には過酷な高温になる広大な砂漠。巨大な生物サンドワームをも跋扈する。そこに皇帝から任命された公爵一家が着任する。一家には、特殊な能力を持つ公爵の息子も同行していたのであった・・・。

 

叙事詩的な壮大なストーリの幕開け。映像も素晴らしい。重々しいストーリの説明も少ないながら徐々に入り込んでいく。展開も急がず、むしろ心地よい。退屈な印象もあるけれども複雑なストーリを早いテンポでなく、叙事詩的な雰囲気で包み込むのはよかった。好みが分かれるところ。評判通りの作品でした。

 

続きがあると知らなくて、ここで終わるなんてという終わり方。続編が決まっているとのことでホッとしつつ、これで終わってしまわないという前提での世間の高い評価だったのだと理解。

 

 

映画「日本沈没2020 劇場編集版」

地震が発生。人々は災害の中、生き抜こうとする家族。歩と剛の兄弟は、東京を脱出し、日本しつつある日本を逃げ惑うことになる。出会いや別れを乗り越えた先に、二人の未来はあるのだろうか・・・。

 

大災害ロードムービー。一市民的な立場で描く「日本沈没」。話の内容的に頼りになる父親を失う、という展開は分かるのだが、それが山芋ほりの不発弾。脱出も道すがらおこるイベントも展開優先で話に違和感あり入り込めなかった。アニメの絵としても質は高くない。こんなテーマにつきものの難しいラストは、とりあえずうまくまとめている。しかし、それまでの展開が展開なので、単なる何かの宣伝映像の陳腐な印象も。

 

日本沈没後の人々を描くストーリでもよかったのかも。

 

 

映画「日本沈没2020 劇場編集版」

地震が発生。人々は災害の中、生き抜こうとする家族。歩と剛の兄弟は、東京を脱出し、日本しつつある日本を逃げ惑うことになる。出会いや別れを乗り越えた先に、二人の未来はあるのだろうか・・・。

 

大災害ロードムービー。一市民的な立場で描く「日本沈没」。話の内容的に頼りになる父親を失う、という展開は分かるのだが、それが山芋ほりの不発弾。脱出も道すがらおこるイベントも展開優先で話に違和感あり入り込めなかった。アニメの絵としても質は高くない。こんなテーマにつきものの難しいラストは、とりあえずうまくまとめている。しかし、それまでの展開が展開なので、単なる何かの宣伝映像の陳腐な印象も。

 

日本沈没後の人々を描くストーリでもよかったのかも。

 

 

映画「サブウェイ123 激突」

NYの地下鉄123号が犯罪者にジャックされる。その時、地下鉄運行指令室の指令席に座っていた男が、犯人と直接やりとりを行うことになる。犯人の要求は金。人質の運命は?犯人との駆け引きが始まる・・・。

 

犯人との交渉と逃走する犯人を捕獲するストーリ(リメイク)。時代に合わせて、ネットを使ったストーリにしつつも、なんとも中途半端な仕掛けになっていて、もったいない。流石なのは、デンゼル・ワシントンジョン・トラボルタ。それなりに楽しめてしまう作品になっている。


 

映画「トレーニングデイ」

麻薬捜査官になった新人。どことなく、頼りない新人刑事が、超ベテランの相棒に鍛えられる。だが、ベテラン刑事は、法を犯すのも厭わない乱暴なやり口であった・・・。

 

頼りない新人ジェイクに対し、ベテラン刑事アロンソの剛腕ぶりが、初っ端から目立つ。自信なさげなジェイクが、躊躇もなく一線を越えてくるアロンソに対し、奮い立ってくる。よくある新人の成長物語か、と思ってたが、徐々に展開から目が離せなくなる。かつては優秀な刑事だったが・・・という微妙なニュアンスをデンゼル・ワシントンの演じ切るのも見どころか。

 

 

映画「日本以外全部沈没」

飲み屋でくだをまく、米・ロシア大統領。日本以外の陸地がほぼ沈没し世界中の難民が日本におしかけてきた。その結果、日本国内には外国人が溢れることとなった・・・。

 

小松左京著「日本沈没」を筒井康隆がパロディとして執筆したものが原作。タイトルから想像できるB級っぷりだが、映画「日本沈没」(2006年版)の公式パロディ。ある意味贅沢な特撮といい、徹底した大根演技。内容も、ぶっとんで問題になりそうな話に仕上がっている。

 

乾いた笑いもでつつ、こんなことになったら笑えないかもというブラックコメディ。小松左京を弄る筒井康隆・川崎実・実相寺昭雄らが総出で作った悪乗り映画。

 

嫌いじゃないけど、他人には勧められないよ・・・。