空を見たら浮かんでいた。

映画・動画の視聴記録を淡々と。

映画「銀河鉄道999」

機械化した身体で永遠の命を得た人間。だが、誰も永遠の命を得ることはできなかった。星野鉄郎は機械の身体を手に入れようと、銀河鉄道999に乗り込む。謎多きメーテルと共に・・・。

 

1979年SFアニメーション。未来へのと郷愁。当時の価値観を感じさせるが、その中でも普遍的な部分は今でも通用する。素敵なセリフと音楽。印象的なシーンを織り交ぜる。少年が大人になる。成長の旅。

 

追悼。

 

 

映画「ルパン・キャッツアイ」

美術品を狙う美人三姉妹の怪盗キャッツアイ。彼女たちは、今回もターゲットである絵画を盗むことに成功する。一方、大泥棒ルパン三世の一味も、とある組織から同じく絵画を盗み出すことに成功する。それらの絵は三連作だった。画して、2つの凄腕泥棒が交わることになった・・・。

 

お約束を上手く見せながら、キャラクターもストーリも楽しめる。音楽の演出のお約束だし、ここでこのキャラクターがこう来る的な流れもしっかり。(現実的に)無理のある設定についても説明もほぼなくなく展開。キャラクターに初めて接する方々はどう感じたのだろうか。

 

最後に銭形の見せ場は、欲しかったなぁ。ラストでもう一度出せそうな場面があったのに。

 

 

映画「神々の山嶺」

果たして、登山家マロリーはエベレスト初登頂に成功したのだろうか。エレベスト登山に纏わる謎に迫るカメラマン深町。その謎を追う過程で、登山家羽生に謎のカギがありそうだと知る。羽生を追う深町。冬季エベレスト南西壁無酸素単独登頂に彼らは挑むことになるのだが・・・。

 

同名の原作によるフランスアニメ。登山史上、最大のミステリーを下敷きに、登山家たちの様々な生き様と極限の世界を描いた映画。表情も地味で身振り身振りが多用される表現は日本のアニメしゃないな、と感じる。限られた尺の中で丁寧に作られた作品。

 

じんわりと、もう一度見返したくなる映画でした。実写版よりもアニメの方が、好みだった。小説も届くのが楽しみなりました。

 

 

映画「呪術廻戦 0」

幼いころに目の前で交通事故で亡くなった里香に呪われている乙骨憂太。そんな優太は、五条先生と出会う。そして、里香の呪いを解くために、彼は呪術高等専門学校へと入学するのであった・・・。

 

乙骨憂太が呪術師となっていく原点をスピードある展開で一気に描く映画になっている。この映画だけでストーリもまとまっているので、前知識なくても楽しめる。期待していたアクションシーンも迫力あるしバランスも良かった。

 

題材的に、お気に入りの登場人物が活躍しないとか、駆け足過ぎるとか、そういった不満はありそうな類であるけれども、今後のTVシリーズも待ち遠しくなる映画でした。

 

 

映画「劇場版Gのレコンギスタ II」

デルンセンは、ベルリたちを救出へと向かう。キャピタルアーミィは、キャピタルアーミィでG、セルフとラライヤを確保しようとやっきになり、執拗なマスクの追撃を喰らう。戦いの中、ベルリは・・・。

 

相変わらずの唐突なセリフ回しでありながら、視聴してしまう。複数の思惑も入り乱れ、翻弄されつつ成長するベルリ。この内容をガンダムというエンターテインメントに入れちゃうところが凄い。子供も楽しめつつ、彼らが大人になっても楽しめるという。

 

「だって恋を知ったんだもの」

なんて、言わせるんだとも。

 

説明不足で速いテンポは、見る人に優しくない。私は、本作品ってこんなに面白かったか?と感じた。

 

 

映画「日本沈没2020 劇場編集版」

地震が発生。人々は災害の中、生き抜こうとする家族。歩と剛の兄弟は、東京を脱出し、日本しつつある日本を逃げ惑うことになる。出会いや別れを乗り越えた先に、二人の未来はあるのだろうか・・・。

 

大災害ロードムービー。一市民的な立場で描く「日本沈没」。話の内容的に頼りになる父親を失う、という展開は分かるのだが、それが山芋ほりの不発弾。脱出も道すがらおこるイベントも展開優先で話に違和感あり入り込めなかった。アニメの絵としても質は高くない。こんなテーマにつきものの難しいラストは、とりあえずうまくまとめている。しかし、それまでの展開が展開なので、単なる何かの宣伝映像の陳腐な印象も。

 

日本沈没後の人々を描くストーリでもよかったのかも。

 

 

映画「劇場版Gのレコンギスタ I」

貴重なエネルギー源であるフォトン・バッテリーを運ぶ軌道エレベーターでキャピタルガード候補生のベルリは実習中に戦闘に巻き込まれる。捕獲したモビルスーツG-セルフ」は特別な人間しか起動させることができないという。だが、ベルリはG-セルフを起動させることができたのであった・・・。

 

TV版からの劇場版への編集だからか、展開もはやいし、設定の解説も相変わらずあまりないけれども、酷くわかりにくくもない。しっかりガンダム色。富野由悠季監督らしいというべきか。少年・少女達が戦争に巻き込まれ、悩み、自分たちなりに行動する。その中に「元気パワー」を感じるのが、Gのレコンギスタの印象。

 

続きも楽しみ。