予想も付かない大工事。水力発電用の巨大なダム「黒四ダム」を建設するため、工事資材を運ぶためのトンネル工事である。トンネルを掘ることに取りつかれた父。その父を許すことができない岩岡剛は、責任者の北川の熱意に感化されるのであった・・・。
リスクのある事業であったとしても、やるべきか判断する。それが経営である。と、だが、世紀の難工事の前ではその言葉が霞むくらいの壮絶な現場であったことが伺える。確かに映画としては古い作り。CGもないしストーリもざっくりで古い。だが、3時間を超える長編を迫力を持って見せつける。映画から感じる熱量が凄い。