娘が異国(フランス)で殺人の罪で刑務所に入った。その娘に会いにアメリカの田舎町スティルウォーターから父はフランスへ渡り、娘から真犯人の存在を告げられる。父は、娘の容疑を晴らし、刑務所から出すために奔走を始める。弁護士の反応も悪い。その上、言葉の壁もある。父は、娘を救うことができるのか・・・。
不器用なアメリカ人労働者に過ぎない冴えない父親をマッド・デイモンが好演している。フランスを知らないアメリカ人の戸惑い、出会いのドラマに、事件の真相に迫っていく緊張感が加わっていた。不器用な生き方にじわっと来るシーンも。
もやっとさせつつ、最後のシーンも感じさせる作品でした。