江戸時代も終わりごろ、アメリカを抜け出して故郷へと向かうが3人の黒人が日本の駿河に漂着した。交通の要衝ではあるが小さな藩。そこの藩主は音楽好き。彼らの演奏するジャズに興味を持つのだが・・・。
筒井康隆原作を映画化。何が何だか分からないストーリにぶっこむ濃厚なエッセンス。奴隷解放運動の広まりとジャズ。それが日本にも伝わっていたら、こうなる訳がないが、こうなったら愉快じゃないか?くらいの強引な展開。そもそも、このストーリが映画になるということも驚き。何だか理解できない味なんだが癖になる映画。
好き嫌いを聞いてみたくなる映画。