映画「アイ・フィール・プリティ！ 人生最高のハプニング」

自分の外見に自信がない女性。いつも自分の見た目にコンプレックスを感じていた。思い切ってジムに行っても、スタイル抜群のモデルのような美人に引け目を感じていた。そのジムで思いっきりドジってしまい頭から落下して・・・。

ひょんなことから、一気に自己陶酔のレベルまで自己肯定感に酔いしれる。誰もが抱えるコンプレックス。それに負けて暗い顔をしていると幸せを逃してしまう。

テーマとしてはありがちだけど、振り切った描写で楽しめる。

元気がでる映画。

アイ・フィール・プリティ！ 人生最高のハプニング (字幕版)

アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング [DVD]

映画「ヴィンセントが教えてくれたこと」

偏屈な近所のおじいさん、ヴィンセント。酒癖も悪いし性格も悪い。猫と暮らす独居老人だった。ある日、運悪く隣に引っ越してきた母子も彼の洗礼を浴びるのであった。子どもの名前はオリバー。ある日、オリバーの母に頼まれ、オリバーの面倒をみることになった。ヴィンセントとオリバーとの不思議な日々が始まった・・・。

孤独で人に馴染めない老人が少年と心を通わせていくストーリー。結末は見えているのだけれど、凸凹コンビが徐々に強い絆と尊敬の念で結ばれていく姿をテンポ良く描いている。

明るく、コミカルな展開も手伝って、最後のシーンはじんわりと来ます。

ヴィンセントが教えてくれたこと(字幕版)

映画「5パーセントの奇跡 ～嘘から始まる素敵な人生～」

網膜剥離で視覚に障害を抱えた。正常な視力の5%しか見えてない。しかし、周囲の助けと本人の努力で普通の高校を卒業し、念願のホテルマンへの採用に向けて次なるステップへ踏み出す。視覚障害を告白すれば、クビになる。ふざけた奴だが面倒見の良い友人に恵まれ進むトレーニング。順調に思えたのだが・・・。

紆余曲折のテンポがよく、よくある視力ゼロ＝真っ暗ではなく、ぼんやり見えているという苦しさともどかしさが伝わる。危険な失敗もあり、努力だけでは駄目だろうと感じさせるシーンもある。次第に見入ってしまう映画だった。仲間達の優しさの描写も素敵だった。

実話をモデルにしたとは見終わって知った。

元気出ました。

５パーセントの奇跡　～嘘から始まる素敵な人生～（吹替版）

５パーセントの奇跡　～嘘から始まる素敵な人生～（字幕版）

映画「山猫は眠らない」

 アメリカ海兵隊のベテランスナイパーの今回の任務は南米へ潜入しての暗殺であった。自分の優秀さを信じているが経験の浅い相棒とともにジャングル不覚へと進む。二人は衝突しながら任務を遂行しようとするのだが・・・。

１９９３年公開の映画で古さはあるけれども、主役のトム・ベレンジャーがカッコよい。ガチガチの軍務遂行ストーリじゃなく人間ドラマもあって見やすい映画。独特の雰囲気でファンが多いのも解る。

原題 Sniper。邦題の方がハードボイルドっぽくて好き。

山猫は眠らない (字幕版)

映画「えいがのおそ松さん」

 六つ子の童貞ニート達は高校生の同窓会に参加。同級生は社会人として自立した生活をしている。悔し紛れに見えをはり、バレる六つ子は平常運転だった。二次会に行く金もなく、うちに帰って酒を飲む。すっかり飲みすぎた彼らが起きた世界は・・・。

安定のギャグと伏線もうまく回収。TVアニメの２期は挫折したから心配しながら見たのがよかったのか。期待以上に楽しめた。おそ松さんは、憎めないクズニートの活躍と、もしかしたら気がつけないコダワリで、できている。

赤塚不二夫も六つ子の顔を現行にコピーして貼り付けてた。

童貞ニートでいいのだ。（良くないだろ） 

【Amazon.co.jp限定】【Amazon限定セット】えいがのおそ松さんBlu-ray Disc赤塚高校卒業記念BOX (特典:2020年卓上カレンダー+アクリルスタンド+ブロマイド3枚セット付)

えいがのおそ松さんDVD通常盤

ドラマ「スパイラル～町工場の奇跡～」

 小さな町工場マジテックの発明家が亡くなった。残された息子娘を助け、企業再生のプロである芝野は大企業を退職しマジテックの再生のために身を投じる。だが、その道は険しいものであった・・・。

「ハゲタカ」に描かれた企業再生家・芝野のその後の活躍を描く。企業買収やM&Aのマネーゲーム的要素は少なめ。下町の町工場の人情・生き様も多く描かれる。銀行とか大きなファンドに対し特許だけでは小さな町工場がマネーゲームでミサイルを打ち合うようなハードな「ハゲタカ」的戦いは無理だろう。人情ドラマにしつつ、最後はサクッと決めてくれる。

企業と人情ドラマとバランスが良く出来ている。

玉木宏に企業家が似合ったのは意外。

第01話

映画「日日是好日」

母親から茶道を進められて教室に従姉妹と通い始めた典子。先生にお茶の手ほどきをうけることになる。変わらぬ四季は繰り返され、典子の日常には、さまざまな訪れがある・・・。

お茶の先生を樹木希林が演ずる。静かに流れる日常の中で自分を見失いそうになったり、穏やかさを感じたり、して過ぎていく主人公を描く。ふとしたことから始めた茶道が人生の中で形となる、ゆったりとした時間の流れを感じさせる。

耳をすませて、聞こえてくる音が美しい映画。

日日是好日

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