私立探偵ポアロは古い友人と出会い、ある富豪の新婚旅行一向に同行することになった。美しいナイル川を下る船中にて事件が起こるのであった・・・。
エジプトの美しい景色と美しい船。そんな美しい映像を楽しめる映画でした。複雑に絡み合うミステリーでアガサクリスティーの有名な原作。後半戦は特に分かりにくさもあったけれども、前半戦が少しゆっくりとした展開だったので最後まで集中して視聴できた。
名作ミステリーの映画は難しいと思うけれども、映像もしっかり楽しめる作品でした。
大型トラックの運転手であり、賭けアームレスリングの強者でもあるホーク。彼は義理の父との確執から愛する妻と子供から離れて長くなっていた。妻が病床にあることを知ったホークは、息子と離れていた過去を取り戻すため、義理の父のもとから息子を連れ出した。親子はトラックで走り出したのであった・・・が。
若き日のシルベスター・スタローンがホークを演ずる。時代に取り残されたかのような父親が子供と分かり合えるようになる王道のベタ展開だ。単純明快で銃や矢もない。世界腕相撲大会で盛り上がる場面も、ちょっきゅな演出で分かりやすく盛り上げる。
対戦相手がスタローンを上回る腕っぷし。遊びでも相手にしたくない。
孤島に設置された全自動ロボット工場はコンピュータ「カイロン5」に占拠され人類に宣戦布告を行い、人類との戦いが繰り広げられた結果、島は封鎖されるに至った。そして、再び、カイロン5は動き出した。人類から「テキスメキシウム」を奪ったのである・・・が。
1989年特撮映画。自国語同士で会話する独特のセリフまわし。展開の中だるみと俳優の演技の未熟さが目立ってしまう。映画として見れば、高い点をつけることはないだろう。だが、この時代に変形する特撮ロボットだ。独特の質量を感じさせる。オイル臭さも匂うような泥臭い機械とオペレーションを助ける人工知能。暗い映像に、セリフと音楽。伝説的な映画。
「死ぬときはスタンディングモード」
宮崎で母と二人暮らしの高校生の鈴芽は、通学路でであった青年と出会った。彼が気になった鈴芽は、彼の後を追って、不思議な扉を見つける。廃墟の中に不自然にある扉は災いを招く扉であったのだが・・・。
新海誠監督の大ヒット作品。今更ながら視聴した。監督の得意な光を感じさせる印象的なシーン作りで綴られる。震災や地方の衰退化織り交ぜたストーリは、評価が分かれるかもしれないと思ったからか、単調さがでてしまっていた。重い話でありながら、後味も悪くない。
いつも期待される監督で大変だと思うけれども、いい脚本で作って欲しい。