ベトナム帰還兵、ランボー。アリゾナの田舎町で静かに余生を過ごしていた。家族同然の母娘と共に平和な日々ではあったが、体と脳裏に焼き付く戦争の記憶は彼に染み付いたままであった。幸せな日々であったが、娘が実父を探しにメキシコへと向かい行方不明となった。ランボーは娘を追ってメキシコへ。そこでランボーが見たものは・・・。
娘同然の女の子の復讐劇。当初のランボーらしさはないものの、過去のランボーのアクションを思い起こすシーンも多々有り。多勢無勢に立った独りで立ち向かう図式であるこれまで作品を見てきたファンには見て楽しめる作りになっている。
十分に辛い思いをしてきたランボー。救いがなさすぎる。
映画としては雑なアクション映画だけれども、スタローンの演じるランボーの行く末は気になった。そんなノスタルジックな楽しみもあっていい。