結婚前のちょっと天然系女子。 婚約者の両親に会うために京都にやってきたものの、さっそくやらかしてホテルの予約が取れてなかった。飛び込みで宿泊できたのが、「本能寺ホテル」という変わった名前のホテルだった。そこで、織田信長が天下統一を目前の世界へのタイムスリップを経験することになる・・・。
綾瀬はるかの天然全開キャラがイキイキと画面に広がる。織田信長の鬼の顔と優しい顔を堤真一が演じる。タイムスリップで起きた出来事(非日常的体験)での主人公の心の変化を描くストーリ。
モラトリアムからの脱出をさらっと見せてくれる。映像もわるくないけれども、脚本がそれに追いついてない。だけれども、京都に行って、こういう妄想をしながら街並みを楽しむのもありだなぁ、と思った。もしかして、これが歴史の楽しみの一つなのかも・・・。
山岡荘八の信長も読み返したくなった。