1999年、芹沢博士がフィリピンで発見した巨大生物の化石。それは、巨大な何かの存在と、それが海へと消えていったという痕跡を示していた。一方、日本の発電所では奇妙な地震によって大事故が発生し、対応にあたったジョーの妻が犠牲となってしまった。だが、その事件の真相は・・・。
ハリウッド版ゴジラ。ゴジラをモチーフとしているのだが、天災パニック映画に近い。怪獣(神)に対する人間の無力感と、暴走する軍隊。芹沢博士に至っては狂言回しどころか解説者程度の最低限の役割。だからといって、面白くないかと言えば、これもありかと楽しめた。
突っ込みどころはたしかにある。が、単純さもいじしつつ家族愛もありつつのハリウッド映画としては、あり。